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北区篠路町のレタス畑。広々とした大地に延
びる青いレタスの行列は、見ごたえ十分。
レタスは、種から苗を育てて25日、畑に植
えかえてから45日くらいで収穫できる。春か
ら始まり、遅い時期で11月くらいまで、2~3
回収穫が可能だ。
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札幌産レタスは、北区篠路地区を中心に栽培さ
れ、道内でも三本の指に入る作付面積を誇ってい
る。札幌から全道各地に出荷されるほどのブラン
ド野菜である。
また、「札幌市学校給食フードリサイクル」の
取組で作った堆肥(たいひ)を使用した畑でレタ
スを作っており、一層おいしいレタスがとられて
いるようだ。 |
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ただ、この堆肥は肥料分(窒素)が多いため、
効きすぎるとレタスが大きくならないとのこと。
この堆肥を使い始めてから日が浅いため、いろ
いろと研究している途中で、農家の方が堆肥の
成分データをもとに、自分の畑の状態を考えて、
使う量や入れる時期を決めなければならない。
土のことを知り尽くしていないとできないプロ
の作業といえる。
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取材した年の天気はレタス泣かせだった。6月
は気温が高くて雨が少なく干ばつ状態。7月は思
うように気温が上がらず、8月の大雨・猛暑……。
せっかくの旬の時期に品薄が続いていた。それ
でも畑のレタスはみずみずしくて、本当においし
そうだ。これからも、とれたてでおいしい野菜が、
私たちの口に入ることを期待している。
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