給食の食材

 学校給食で使用する食材は、さまざまな観点を考慮して選んでいます。

 1.自然の味を大切に

 2.安くて良質、安全な食材

 3.道産品を取り入れて

 4.食品の選定

1. 自然の味を大切に 

 スープやだしは、豚骨や鶏がら、昆布や削り節、煮干しなどでとっています。カレーのルウは小麦粉と油で、シチューのルウは小麦粉と油とバターで手作りしています。 

2. 安くて良質、安全な食材 

札幌市内・札幌近郊・北海道内各産地の「産地指定青果物」を使用しています。

 青果物は、安全で、良質なものを安定して使えるように、札幌市学校給食会を通して購入しています。「産地指定青果物」とは、札幌市学校給食会が特定の生産地の農協等と期間を定めて契約した青果物です。クリーン青果物、地産地消の観点から札幌市内・札幌近郊・北海道内(一部道外)の指定された産地の青果物が届きます。産地JAや生産者の顔が見える安全・安心な青果物を使用しています。 

 令和5年度の使用予定期間(天候状況その他により変更または使用中止となる場合もあります。)

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フードリサイクル  札幌市では学校給食を作る過程で発生する調理くずや残食などの生ゴミを堆肥化し、その堆肥
 を利用して作物を栽培し、その作物を学校給食の食材に用いて子どもたちが食するという食の循
 環に取り組んでいます。この取り組みを『フードリサイクル』といいます。
                フードリサイクルで育てた
玉ねぎ(さつおう)やレタスを給食で使用しています。 

イエス・クリーン農産物 (YES!clean)  人・作物・環境にやさしい『クリーン農業技術』で生産された北海道の農産物のことです。
 クリーン農業は、作物の収量・品質を保ちながら化学肥料・化学合成農薬の使用を可能な限り
 減らそうとする取り組みです。イエス・クリーン(YES!clean)農産物は、厳しい基準を満たし
                 て生産されたクリーンな農産物です。
                学校給食では、ばれいしょ、にんじん、だいこん、キャベツ等を使用しています。
さっぽろとれたてっこ

 さっぽろとれたてっこの野菜はとっても新鮮。元気な
野菜は子どもたちの体を元気にしてくれます。
 昔から4里(16km)四方で作ったものを食べるの
が健康によいといわれています。まさに身土不二(しん
どふじ)。人の生命と健康はその土が育てる食べ物によ
って支えられています。
 札幌のさわやかな空気と大地の恵みをうけて育った野菜は、今年も子どもたちのおいしい笑顔を見せ
てくれる一番の立役者です。

※ 身土不二(しんどふじ)・・・身は『からだ』土は『環境』不二は『二つに分けることができない』
  という意味です。その土地でとれたものを『旬』にいただくこと、それが心と身体の健康に一番よい
  ということです。

  玉ねぎチンゲン菜レタス

3. 道産品を取り入れて 

  
 米・大豆・小麦粉など、道産品を取り入れています。

 このほか、冷凍素材としての枝豆やコーン、鮭、てんさい糖なども道内産のものを使用しています。

4. 食品の選定 

  
 良質な材料を使って、メーカーの協力のもとに安全でおいしい食品を選定しています。

 ハンバーグ・シュウマイ・コロッケなどは、保存料・甘味料・着色料等を考慮して選んでいます。