運営方針

1.子どもたちの心身の健やかな成長及び会員の資質向上のために栄養士としての専門性を生かし、
  会員一人一人が積極的に研究活動を行う。

2.本会の目標を達成するために各部の連携を密にし、交流を深めながら、意欲的に活動を行う。

3.時代の変化に即した、望ましい学校給食と栄養士会のあり方を考えていく。


 札幌市学校給食栄養士会のめざす子ども像については、平成20年度に札幌市より出された「札幌市食育推進計画」の基本理念をふまえ、上記のように考えた。人間の命の源は「食」であり、心も身体も健やかで豊かな食生活を送ることができるようにするためには、子どものみならず、大人までをトータルで考えることが大切である。
 また、私たちの食生活は、自然の恩恵や「食」に関わる人たちの様々な活動に支えられて成り立っており、地球の限りある資源を大切に守りながら、環境にも配慮した生活をすることが求められている。
 そこで、私たちが行う様々な取組を通して、「心身の健康と食」への理解を深め、「環境」と「北海道の豊かな食」を大切にできる子どもの育成に寄与したいと考え、具現化するための3つの視点からそれぞれに重点目標を考えた。

1. の視点から、『心身ともに健康を考えた望ましい食生活』を送ることができる子ども

 心身ともに健康な生活を送るためには、基本的な生活リズムや望ましい食習慣を子どもの頃からしっかり身に付けることが大切である。このことは、学校と家庭・地域全体で取り組む課題である。 栄養教諭や学校栄養職員が中心となって食の指導を推進し、「心身の健康を考えた望ましい食生活」を身に付け、実践できる子どもを育てたい。

2. の視点から、『環境を考えた食事』をすることができる子ども

 私たちが未来にわたって末永く快適に暮らすためには、一人一人が地球の限りある資源を大切にし、 積極的に環境保全に努めていくことが大事である。札幌市の教育推進計画においても環境についての学習が重点項目として掲げられており、学校給食は、環境について学ぶための最適な教材として、様々な指導の展開が可能となる。意図的に環境について学べる給食を提供することで、給食を通して「環境を考えた食事」 ができる子どもを育てたい。

3. の視点から、『北海道の豊かな食』を大切に味わうことができる子ども

 北海道は、食料自給率約200%の数字が示すように豊かな食材に恵まれており、日本の食料基地である。
 また、札幌市はこれらの豊富な食材の集積地であり、四季折々、様々な食材を味わうことができる。そこには、 北海道を開拓してきた先人の努力があることを私たちは忘れてはならない。北海道の豊かな食材とそれにまつわる郷土食や食文化を感謝の心で大切に味わいながら、さらにそれを守り、未来に伝えていくことができる子どもを育てたい。